12/9 作文(小論文)添削
準看の資格を持っているお姉さんが、正看の学校を受験するための作文(小論文)添削教室です。
この度のタイトルは 「本」でした。
時系列が上手くまとまっていました。
中学時代、高校時代に影響を受けた本をまず挙げ、~20代、現在、と、状況による変遷が分かりやすくてよかったです。
一方で、
絵本の魅力について、いくつか具体例を挙げた後、絵本は子供だけではなくすべての年代の人々に訴えるものがあることを伝えたかったのですが、
シンプルな絵と、選び抜かれた語彙で描かれた絵本と、
シンプルではない絵の絵本の差別化が、今少しわかりにくかったように感じました。
彼女の推し絵本
年齢を問わず、共感を分かち合えるとして、彼女が挙げたのは以下の二冊です。
いつでも会える
〝 ぼくには、だいすきで 大切な人 が いる。ーシロー 〟
それは突然のことだった。シロが悲しみをのりこえる。 1999年度
ボローニャ国際児童図書展ボローニャ児童賞・特別賞 受賞
「いつでも会える」はグラフィック的にも職人技術的にも質が高い
本であり、死という非常にデリケートなテーマを、高い感受性で
取り上げている。 (ボローニャ児童国際審査委員会 評)amazonでのご購入


作・絵:なかや みわ 出版社:童心社 ISBN:9784494008926
本体価格: ¥1,200+税
クレヨン達は、真っ白な画用紙を見つけて大喜び!チョウ、お花、木…。みんな、つぎつぎと描いています。ところがくろくんだけは仲間に入れてもらえません。でも…。記念すべきシリーズ第1作!
結 論
作文の書き方のコツのひとつに、起承転結があります。
今回の作文で、最も印象的だった、
「どの本も今の自分を形作った財産である」的な一文があり、
それを介護、医療の現場で活かしていきたいという結論にスムーズに着地して、お見事でした。
時系列が一層効果的に感じられました。
漢字チェック
視覚
↑ それぞれに〈見〉が入っているのですが、〈貝〉になっていました。気を付けてください。



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